梅雨の晴れ間に突然の雷雨。来る夏至にはキャンドルナイト
雨のまにまに妄想広がる社長室




　　　　　※　何この社長室って?という初めてのかたはこちらから　→　社長室の面々




ひしょ　　「あらぁ、天気知りたいのにこの会社にはテレビがありませんよねぇ。」

しゃちょー「んぁ～、そうだったなぁ。」

ひしょ　　「イマドキ珍しいですね、テレビがないなんて。」

しゃちょー「んまぁ～、自らすすんで一大マスメディア実験のモルモットに
　　　　　　なる必要もあるまいとオレが禁止したんだぁ。」

ひしょ　　「あらっ、それって、実験しているのはテレビ局の方ですか?」

しゃちょー「ん～にゃ、彼らはどっぷりモルモットっと。
　　　　　　視聴者と両輪くるくる回してくるくるりん」

ひしょ　　「何のための実験ですか?」

しゃちょー「んふっふっふっ、テレビ漬けにすると、馬鹿になってくよなぁ～」

ひしょ　　「あらぁ、じゃあ誰が実験をしてるんでしょう?」

しゃちょー「んぁ～、ネズミをいたぶるのは猫だからなぁ～」

ひしょ　　「え゛えっ～、もっ、もしかして首謀者はしゃちょーですかっ?」

しゃちょー「ぐわっはっはっは～ぁ～、ふぁ～～ぁ～」

ひしょ　　「ん゛??しゃちょー、まだ寝ぼけてませんか?」

しゃちょー「んぁ～、そんなことはないぞっ!」

ひしょ　　「SFの本棚の下で昼寝しましたね?　枕にした『1984』が毛だらけですよ!」

しゃちょー「んぁ～、『1Q84』は売り切れ中だからうちの本棚に無いもんねっ」

ひしょ　　「何言い訳してるんですかぁ～?　ハルキ ムラカミのほうじゃないですよ」

しゃちょー「んぁ～、そうかぁ話題の本じゃないのか。big とか出てくるからオレのことかと思った」

ひしょ　　「bigって太ってるって意味じゃないんですっ」

しゃちょー「ん～そっかぁ～、ふぁ～～、なんかすっきりしないなぁ。
　　　　　　やっぱもう少し瞑想だぁ」

ひしょ　　「あらまっ、また寝るなら今度の枕は違う方が良いですよ～」

しゃちょー「んぁ～、そうだなぁ、じゃあ今度はハッピーエンドを頼む」

ひしょ　　「それじゃあ、こちらの猫ものにしてくださいなっ!
　　　　　　『夏への・・・』、よいしょっ」

しゃちょー「んぁ～、こんなにいっぱい枕があると、瞑想しがいがあるなぁ」

ひしょ　　「じゃあ、わたしはしゃちょーを枕にしてっと
　　　　　♪ だからリッキィ.ティッキィ.ティビィその日までおやすみ～♪」

しゃちょー「んぁ～、また古い歌まででてきたなぁ～、ふぁ～～ぁ～」








　
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